10月5日(現地時間)、IMFは国際金融安定報告書を発表しました。
報告書では、
・国際金融システムは依然として極めて不透明
・最近の欧州の国債市場の動きは国際金融システムの安定を阻害
・銀行部門の資産整理・必要に応じた資本増強、政府の財政改善、国際的な金融規制の明確化・具体化に取り組む必要がある
等としました。
IMFは、ヨーロッパの金融セクターは依然として市場の衝撃に対し脆弱とみているとしました。
ヨーロッパの景気は今のところ順調に推移しているようですが、景気回復の鈍化は、金融システムの改善にマイナス要因として作用し、また、脆弱化した金融システムは景気回復の阻害要因になり、相互に作用していくのではないかと思います。
ヨーロッパの景気動向を含め、今後の推移が見守られるところかと思います。