10月27日(現地時間)、アルゼンチンの前大統領キルチネル氏が急死しました。
前大統領キルチネル氏は現大統領の夫で、来年の大統領選に出馬するとみられていました。
現大統領フェルナンデス氏は2007年10月の大統領選挙で夫であるキルチネル政権の政策の継承を主張して当選しました。
最近では、輸出課徴金の改正をめぐる農牧団体との対立の深刻化、インフレの亢進及び国際金融危機等による支持率の低下にあり、2009年10月の議会選挙を6月に前倒し実施しましたが、信任を得られず、上下両院で過半数を失いました。
こうしたことから、首相、経済・財務相が交代しています。
前大統領キルチネル氏は、アルゼンチンだけでなく南米地域でも有力者だったところ、同氏の急死は、アルゼンチンだけでなく南米地域の政治情勢に影響を与える可能性がありそうです。
今後の推移を見守りたいと思います。