現在、民主党の代表選挙が注目を集めています。
自分はサポーターでも党員でもありませんし、お二人の候補者については新聞などのマスコミ情報を通じた知識しかありません。無責任な傍観者として眺めつつ思うことを記したいと思います。
報道によれば、民主党の党員・サポーター票の「有権者」は約34万2500人となっています。
自民党の党員はピーク時の1991年には547万人いたものの、最近では100万人の大台を割れているようです。
日本の憲法は政党政治を前提としていますが、党員の数からすると、日本国民全体に占める党員の割合はごく少ないと言えます。
この点からすると、現行憲法が制定されてから相当な時間が経過しているにも関わらず政党政治の基盤は脆弱で、実質的に日本に政党政治が根をはっているかどうか疑わしいとの印象です。
党員・サポーター向けの立会い演説等をどれほど行ったとしても、大多数の国民が参加しない党の代表選挙を通じて日本の総理が選ばれることの不自然さは感じざるを得ません。
また、日本の政治リーダーは不足しているとよく言われますが、政治リーダーに何を期待するのか、国民がリーダーを育成、評価していくプロセスがいまひとつ不十分なことが原因の気がします。
以前からの議論ではありますが、日本は現行憲法を維持してこのまま政党政治を基本としていくのか、改憲して大統領のような直接選挙を志向するのか、まずは、政治リーダーを育成評価するプロセスを含め考えてもよいのかもしれないと、ぼんやりと思った次第です。