4月7日(現地時間)、キルギスで、野党のデモ隊と治安部隊が衝突し、多数の死傷者が出ました。
デモ隊は、政府の腐敗に抗議し、バキエフ大統領の退陣を求めています。
デモ隊は、地方都市の政府庁舎を占拠し、支配下に置いたようです。
バキエフ大統領は首都ビシケクなどで非常事態を宣言する事態になっています。
キルギスは旧ソビエト連邦の共和国で、軍事戦略上の重要地点に位置しています。
2001年12月以降、米軍がアフガニスタンにおける対テロ作戦実施のためキルギス・マナス空港に駐留しています。キルギスは、2009年2月、米軍に8月18日までの駐留期限終了を通告しましたが、同年6月、米・キルギス両国は、米軍による同基地の実質的な継続使用の協定に合意しています。
一方で、2003年10月以降集団安全保障条約機構(CSTO)の枠内で、ロシア空軍(カント基地)が駐留しています。
今回のデモで、バエキフ大統領政権は存続の危機に直面しているように見えます。
仮に、政権交代となった場合、外交政策に影響はあるのかどうか、慎重に見守りたいと思います。