6月1日(現地時間)、GMは、連邦破産法11条の適用を申請しました。
同日、オバマ米大統領は、GMが破産保護から速やかに脱却することを確信していると表明しました。
過去、経営に行き詰った米国航空会社が破産法を申請し、再起した会社もあれば、消滅した会社もありました。
GMの場合、近い将来の消滅を予想する向きは見当たらず、市場は、再起すると見ています。
同日、格付け会社のフィッチは、GMの格付けを従来のCからDに引き下げました。
GMは、市場から資金調達できる可能性は極めて低く、政府からの調達に依存していくことになります。
市場では、GMの破産法申請は織り込み済みだから影響は殆ど無いという見方と影響はあるという見方に分かれているようです。
個人的には、GMは、米国内の自動車シェアは依然高くなる見通しであることなどからすると、GM本体の米国部門に与える影響は織り込まれているとしても、GM本体以外の自動車ディーラー網、自動車部品メーカーなどへの影響は少なくなく、米国経済がこれを吸収していけるかどうかは、微妙ではないかとの印象です。
今後の推移が見守られるところかと思います。