1月8日(現地時間)、公表された米国の11月の消費者信用残高は前月比マイナス175億ドルと、10カ月連続で前月比マイナスとなりました。
これは事前の市場の大方の予想より大幅なマイナスだったと言えます。
12月24日(現地時間)、公表された米国の11月の個人消費支出は前月比プラス0.5%と、2カ月連続で前月比プラスとなりました。また、米国の11月の貯蓄率は4.7%、前月比横ばいでした。
9月の貯蓄率が4.8%であったことからすると、少なくとも米国の貯蓄率は足元で増加には向かっていないと言えます。
貯蓄率は増えないが、消費者信用残高はマイナスが続いているということは、少なくとも、米国の消費者は借金をして消費をするという消費行動を抑制していると言え、もしかしたら、こうした傾向は今後もしばらくの間は続くのかも知れません。
とすれば、米国の消費の回復は思ったよりゆっくりしたペースで進む可能性が高いと言えます。
今後の推移を見守りたいと思います。