渡米中の鳩山首相は、国連総会での演説で、オバマ大統領の主張する核なき世界構想への支持を表明し、北東アジア非核化など世界の非核化の推進を強く打ち出すようです。
先日、IAEA(International Atomic Energy Agency:国際原子力機関)は、国連安全保障理事会決議に違反して核実験を実施した北朝鮮を非難する決議を全会一致で採択しました。
IAEAは、朝鮮半島の非核化が重要と指摘した上、北朝鮮によるさらなる核実験を自制するよう求めました。
IAEAの次期事務局長には日本の天野之弥・核不拡散・原子力担当大使が選任され、12月1日に就任する運びになっています。
IAEAは、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関であり、日本人の事務局長就任は、この分野での日本の国際的な役割向上が期待されます。
岡田外相は、米国の核持ち込みを認める密約問題について調査し、明らかにするとしています。
唯一の核被爆国である日本の首相が、非核化に取り組むことは重要ですが、目の前にある北朝鮮の核の危機に具体的にどう対応していくのか、米国の核持込密約を明らかにしていく中で、難しい舵取りが求められるところかと思います。
長年のもやもやした感じがスッキリすることに期待を込めてその行方を見守りたいと思います。