2009年1月19日月曜日

札幌北洋HDに対する公的資金注入

報道によれば、北海道を基盤とする第二地方銀行最大手の北洋銀行を傘下に持つ札幌北洋ホールディングスは、公的資金の注入を申請する方向で検討に入ったとのことです。


同行は、2008年10月に合併したばかりでした。


第2地銀中、北洋銀行の自己資本比率は8.45%(第2地銀45行中31位)、札幌銀行は10.75%(同45行中7位)であり、これだけみると、自己資本充実に切迫感は無い様に思えます。

(注)自己資本比率は2008年3月末。国内基準。


ただ、北海道経済は、昨年の洞爺湖サミットの遺産を活かした活性化を期待するものの、日銀の発行するさくらレポート(2009年1月16日発行)によれば、個人消費は厳しい状況にあるなど、国内の地域経済で最も厳しい状況にあるとみられます。


一般に、地銀は、地域経済動向の影響を強く受ける傾向が強いと考えられます。

また、地域経済は比較的堅調であったとしても、多くの地銀が存在する場合、地銀は厳しい競争環境におかれることになります。


適時適切な新金融強化法の有効活用により、必要に応じ金融機関の再編が進み、金融の安定化につながることを期待したいと思います。