2011年3月12日土曜日

大地震


3月11日午後、マグニチュード8.8という大地震が起きました。


東日本の広い範囲で被害が出ているようです。


余震続く中ではありますが、今後、復興へ向けた動きが活発化していくと思います。


一般に、昭和56年以前の建築基準法が改正前に建築された住宅は、大地震によって大きな被害を受ける恐れがあると指摘されています。今回の地震を契機に、従来以上にさらに耐震化に取り組みやすい環境整備への取り組みが進むことを期待します。


従来、仕分け作業などで、公共建築が何年に一度の災害に耐えられるようにするかという点で、この期間を短くすることでコストを引き下げるという議論が横行していたように感じます。今回の地震に際し、単にコストが下がればいいという議論がいかに危ういかが幅広く理解されたと思います。


今回の大地震を契機に、大地震前より素晴らしい日本になっていくような前向きな議論が活発になることを強く期待しています。


このようなタイミングでこのブログを読んでいただきありがとうございます。皆様には安全に過ごされることを祈念しております。