3月17日(現地時間)、公表された米国の2月の生産者物価指数(PPI、季節調整済)は、前月比プラス1.6%となりました。
事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。
市場の大方の見方は、消費物価に波及する可能性は低いと予想しているようです。
確かに、直近の消費者物価に大きく影響することはなかったとしても、米国経済の見通しに明るさが増していると考えられるところ、従来よりも価格転嫁の可能性は高まってきているように思えます。
今後の推移を見守りたいと思います。