3月18日、公表された日本の2月の電力需要は(電力会社10社販売電力量合計)803 億kWh、対前年伸び率プラス4.6%となりました。
産業用需要の大口電力は、同プラス4.6%と15ヵ月連続で前年実績を上回りました。
報道によれば、東京電力は、本日は計画停電をせずに電力を供給する方針とのことです。
今年1月の月次ベースで大口電力の対前年比伸び率の大きい産業は、
鉄鋼 +20.1%
窯業・土石 +9.8%
繊維 +9.5%
などとなっています。(出所:電気事業連合会)
鉄鋼業界は、アジア向け輸出が堅調に推移してきましたが、計画停電の影響で、一部で生産停止に追い込まれており、今後、大幅な前年比マイナスに転じる可能性が高いと言えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。