2月9日(現地時間)、公表された米国の12月の卸売在庫は前月比マイナス0.8%となりました。
事前の大方の市場予想は前月比プラスとしていたところ予想に反してマイナスになったと言えます。
対売上高在庫比率は1.12、前月比マイナス0.02ポイントとなりました。
米国の卸売在庫はマイナスが続いていたところ、大方の市場予想に反し、10月に前月比プラス0.3%とプラスに転じ、景気後退下における長期間の在庫削減局面が終了し経済が上向く可能性を示す兆候と受けとめられました。
11月もプラス1.6%と在庫は増え、こうした見方を後押ししました。
今回、在庫がマイナスになったことをどう理解するか、今回の結果は一時的なもので、対売上高在庫比率の水準からみて、在庫が不足気味になるから、今後は在庫を補充する必要が出るのではないかとの見方も成り立ちますが、売上が減れば、在庫は足りることになります。
米国雇用環境は期待通りのペースで改善していない模様ですが、卸売在庫も市場が期待するペースより回復は緩やかで一進一退といったことになるのかどうか、今後の推移が見守られるところかと思います。