海外メディアによれば、3月17日(現地時間)、政情不安が伝えられていたマダガスカルで、ラヴァルマナナ大統領が辞任し、野党党首のラジョエリナ氏が自ら大統領を名乗ったようです。
ラヴァルマナナ大統領は、大統領の権限を軍に委譲しようとしたところ、これが受け入れられなかったようです。
(注)軍に大統領権限が委譲されたという報道もあり、情報は錯綜しているようです。
マダガスカルでは、ラヴァルマナナ大統領の汚職体質に対する抗議デモが続発し、治安部隊の発砲により100人以上が死亡したと伝えられていました。
最近、マダガスカルの大統領府に戦車が入るなど、マダガスカルの政情は不安定な状況が続いていました。
野党党首のラジョエリナ氏は、2年以内に選挙を実施すると表明したようです。
現在のところ、マダガスカルの政変は平和的に進んでいるようです。
ただ、汚職体質によって糾弾されたとはいえ、辞任したラヴァルマナナ大統領は2006年12月の大統領選挙で再選され、与党は国民議会選挙で圧勝していました。
また、報道によれば、アフリカ連合の高官は、反大統領派の動きを批判するコメントをしたようです。
今後の推移が見守られるところかと思います。