2011年2月21日月曜日

G20声明

2月19日(現地時間)、G20は声明を採択し、閉幕しました。


声明で、目標にはしないものの、不均衡を測定する経済指標として、「公的債務と財政赤字」、「民間貯蓄率と民間債務」、「経常収支」などをあげました。


あげられた指標には、為替に関する指標は含まれませんでした。また、一次産品価格の高騰については、作業部会を設置することを明らかにしました。


具体的な指標を声明に盛り込めたことは一定の成果があったとの印象を受けます。

今後、評価プロセスの議論が進められる見通しです。


ただ、為替に関する指標が含まれず、経常収支を不均衡を測定する指標としたままで、実効性が確保できるのかは微妙なように思えます。


今後の推移を見守りたいと思います。