2011年2月16日水曜日

中国の1月の消費者物価指数

2月15日(現地時間)、公表された中国の1月の消費者物価指数は前年比プラス4.9%となりました。


事前の大方の市場予想を下回るプラス幅だったと言えます。


市場予想を下回ったとはいえ、12月の同プラス4.6%から加速しました。


中国における食品などの物価上昇の要因は生産性と需要増が関わっている可能性があると考えます。

中国では昨年から金融引き締めに動いていますが、これを抑制するために金融政策で対応できるのかどうかは疑問が残るところです。


今後、物価が上昇していけば、金融を引き締めていく可能性が高いと思いますが、ソフトランディングできるのかどうか、今後の推移を見守りたいと思います。