2月25日(現地時間)、公表された東京都区部の2月の消費者物価指数(中旬速報値、平成17年=100)、総合指数は98.5、前年同月比マイナス0.1%、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は97.1、同マイナス0.3%となりました。
全国に先取りした動きを示す東京都区部の消費者物価指数は、大方の事前の市場予想より下振れしたと言えます。
これは、原油高の影響を予想していたところ、予想外に衣料が上昇したことなどが要因のようです。
8月下旬には基準年改定が予定されており、大方の市場の見方は下方にシフトするとみているようです。
原油価格だけでなく、衣料などの行方も含め、今後の推移が見守られるところかと思います。