2月16日(現地時間)、公表された米国の1月の鉱工業生産指数(2007年=100、季節調整済)は95.1、前月比マイナス0.1%となりました。
事前の大方の市場予想はプラス予想だったところ、予想に反してマイナスとなりました。
設備稼働率は76.1%、前月の76.2%から低下しました。
米国の生産活動は、市場の期待ほどの速度ではないようですが、自動車及び同部品が前月比プラス3.2%となったこと、設備稼働率は前月比マイナスではあるものの11月まで75%台前半で推移していたことからすれば基調に大きな変化はないこと、などからすると、大きく悲観するような内容ではないように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。