2月6日、愛知県知事選、名古屋市長選、名古屋市議会解散の是非を問う住民投票というトリプル投票が行われました。
即日開票の結果、名古屋市長選は前職の河村たかし氏が再選、知事選は河村氏と連携する前衆院議員大村秀章氏が初当選しました。
名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票は賛成が過半数を占め、出直し市議選が3月に実施の見通しとなりました。
今回の得票をみると、
名古屋市長選
河村たかし(諸・前)66万2251票
石田芳弘(無・新)21万6764票
八田ひろ子(無・新)4万6405票
杉山均(無・新)2万3185票
愛知県知事選
大村秀章(無・新)150万2571票
重徳和彦(無・新)54万6610票
御園慎一郎(無・新)48万7896票
薬師寺道代(み・新)32万4222票
土井敏彦(無・新)14万1320票
でした。
河村氏、大村氏の何れも、2位以下の全ての得票を上回る票を獲得するという圧倒的な勝利だったと言えます。
今回の選挙は、河村氏という個人的なキャラクターに負うところが多いとは思いますが、それだけでは十分に説明がつかないように感じます。
今回の選挙結果が何を示唆しているのか、解釈は人それぞれでしょうが、少なくとも政治について考えるきっかけを提示して頂いた気がします。