2月24日(現地時間)、公表された米国の1月の耐久財新規受注(総合)は、前月比プラス2.7%となりました。
設備投資の先行指標である航空機除く非国防資本財は同マイナス6.9%となりました。
事前の大方の市場予想はマイナス予想であり、マイナスそのものは想定されたものでしたが、マイナス幅は大方の市場予想を上回るものだったと言えます。
新規受注の内訳を見ると、機械が同マイナス13.0%、コンピュータ・関連機器が同マイナス6.8%などと大きく落ち込んでいるのが目立ちます。
2月16日に公表された米国の1月の鉱工業生産の稼働率が前月より低下したので、設備投資の先行指標も芳しくない結果かも知れないとは思っていました。
目先、米国の製造業が米国経済をけん引する力は弱まっているとの印象を受けます。
今後の推移を見守りたいと思います。