2011年2月5日土曜日

米国の1月の雇用統計

2月4日(現地時間)、公表された米国の1月の雇用統計によれば、非農業部門雇用者数はプラス3万6千人、民間部門の雇用者数はプラス3万2千人となりました。


何れも事前の大方の市場予想を大きく下回るプラス幅だったと言えます。


今回、プラス幅が小幅になった背景としては、豪雪という天候要因があるようです。


失業率は9.0%と前月の9.4%から改善しました。


米国の雇用環境が改善に向かうためには、今回のプラス幅では力不足と考えます。


今回、失業率は改善しましたが、今回の結果からすると、継続的に改善に向かうと十分に確信するまでには至らないとの印象です。


今後の推移を見守りたいと思います。