9月29日、公表された日本の9月調査の日銀短観によれば、業況判断指数(DI、大企業、製造業)はプラス8、前回(6月調査)比プラス7ポイントとなりました。
2010年12月予測はマイナス1となりました。
この結果からすると、これまでのところ、6月に予想していたよりも業況は改善に向かったものの、先行きは急速に悪化に向かうと予想していると言えます。
9月から12月にかけての変化幅は、大企業・製造業でマイナス9、中堅企業・製造業でマイナス14、中小企業・製造業でマイナス8となりました。
エコカー補助金の期限切れなどからある程度の悪化は想定内と思いますが、それにしてもマイナス幅は大きいとの印象です。
単なる印象に過ぎませんが、エコカー補助金切れだけではなく、最近の為替などが影響しているように思えます。
補正予算、金融政策など、今後の推移が見守られるところかと思います。