9月26日(現地時間)、イスラエルは、凍結していたヨルダン川西岸での入植の再開を宣言しました。
2009年11月、イスラエルは10カ月間の期限で入植の一時凍結を決定しました。
この期限が延長されるかどうか、国際的に注目を集めていました。
米国のオバマ大統領は入植の凍結延長を求めていましたが、イスラエル側は、これを受け入れませんでした。
今回の入植再開でパレスチナ側の反発は必至です。
今月、アメリカの仲介で始まった中東和平交渉は早くも暗礁に乗り上げる危機に直面したと言えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。