最近、アフガニスタンでは、米国のキリスト教団体の牧師がイスラム教の聖典「コーラン」を燃やす計画をたてたことを発端に、イスラム社会での反米感情が高まりましたが、駐留外国軍に関し、新たな問題がクローズアップされる可能性があるようです。
その問題とは、駐留外国軍兵士による麻薬の密輸出入問題です。
アフガニスタンは、世界最大のケシの生産国です。
そのケシを外国人兵士の一部が密輸出入しているようだとの情報が流されています。
当該外国政府の国防省は、現時点では証拠がなく調査中とコメントしているようです。
他方、アフガニスタン当局は、一定の調査の進展を示唆しているようです。
駐留外国軍とアフガニスタンとの信頼関係が揺らぐことは、アフガニスタンにおける治安安定、対テロ対策にとってマイナス要因と考えられます。
今後の推移が見守られるところかと思います。