2008年12月27日土曜日

日本の金融4グループが国際的な共同監視体制下に

12月26日、わが国の金融庁は、金融安定化フォーラム(FSF)の要請にもとづき、三菱UFJFG、みずほFG、三井住友FG、野村HDの4グループに国際的な共同監視体制を設置したことを明らかにしました。


金融危機に伴う国際的な金融監視・監督強化の一環として、FSFは、世界の大手主要金融機関に対する国際的な共同監視体制を設置するよう求めたものです。


今後、4グループについては、米欧やアジアの海外監督当局と協調して監督にあたることになります。


各国の監督担当者による定例会合などが予定されているようです。


現在の世界的な金融システムの混乱は、国際的な協調が重要であることは共通の認識になっていますが、具体的にどのような監視・監督を行っていくのか、今後の推移が見守られるところかと思います。