3月10日(現地時間)、公表された米国の1月の卸売在庫は前月比マイナス0.2%となりました。
前月比マイナスは2ヵ月連続となりました。
事前の大方の市場予想は前月比プラスだったところ、予想に反してマイナスになったと言えます。
1月の対売上高在庫比率は、1.1カ月となり、前月(12月)の1.12カ月より低下しました。
2002年から2007年の暦年ベースの対売上高在庫比率の平均は、1.16から1.26の範囲にありました。
米国の卸売在庫は過去の水準に比べ低い水準に留まっていると言えます。
このことからすると、米国の在庫の整理は終了しているように見えます。
また、米国景気が回復に向かい、本来、在庫は積み増しに向かってもよさそうなものの、今回の結果をみる限り、在庫の積み増しには慎重な姿勢が続いているように見えます。
市場では、将来の売上増加を見越した在庫の積み増しによるGDP伸び率へのプラス効果を期待する見方が多いようです。
今後の推移が見守られるところかと思います。