5月7日(現地時間)、ECB(欧州中央銀行)は、政策金利を0.25%引き下げ、1.00%にすると発表しました。
併せて、非伝統的措置を発表しました。
①ユーロ圏の企業が発行したカバードボンドの買い入れ
②銀行への資金供給では期間を最大12カ月に延長
③欧州投資銀行がECBから資金を調達できる途をひらいた
※カバードボンド:社債の中で、住宅ローン債権などを担保としつつ、発行体の信用力にも裏付けられた形で発行される債券で、担保となる債権、発行する債券ともに発行体のバランスシートに計上されるもの。
カバードボンドの買い入れは、マネーサプライの伸びを促進する効果があると思いますが、今回の措置について、ECBは、量的緩和ではないと表明したようです。
4月30日(現地時間)に公表された4月ユーロ圏CPIは、前年比0.6%の上昇と過去最低水準になるなど、EUではデフレ懸念が指摘されています。
今後の推移が見守られるところかと思います。