2009年5月16日土曜日

底打ちしつつあるように見える3月の機械受注統計

5月15日、公表された3月機械受注統計によれば、船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、2月が前月比プラス0.6%でしたが、3月は同マイナス1.3%の7,929億円となりました。


1~3月は、受注総額は前期比マイナス16.1%の4兆8,391億円となりました。


船舶・電力を除いた民需の見通し達成率は、10-12期は83.4%でしたが、1-3月は85.6%となりました。


一般に、船舶・電力を除いた民需の受注額は、設備投資の先行指標と考えられ、達成率が上昇傾向にある場合は、設備投資意欲が上昇している可能性が高いと言えます。


今回の公表結果のみを見る限り、機械受注の悪化は底打ちしつつあるように見えます。


ただ、4月15日に発表された鉱工業指数によれば、1月の設備稼働率は60.5%となっており、設備投資が全般に活発になる水準には見えません。


底打ちしたとしても、設備投資の拡大には時間がかかりそうな印象です。


今後の推移を見守りたいと思います。