6月30日(現地時間)、ギリシャは、さらなる緊縮財政の法案を議会で可決しました。賛成155票、反対136票でした。
市街では、さらなる緊縮財政を行うことへ不満をもつ市民が火をつけるなどの動きがありました。
今回の可決によって、ギリシャは、EUとIMFから追加融資を受けられる見通しが高まりました。
市場では、ギリシャの当面のデフォルトは回避される時間かせぎにはなるものの、長期的なリスクは依然解消されていないとの見方が出ています。
今後の推移を見守りたいと思います。