7月12日(現地時間)、公表された米国の5月の貿易収支は、502億ドルの貿易赤字(季節調整済)となりました。
事前の大方の市場予想を上回る赤字幅だったと言えます。
内訳は、
輸入は2250億87百万ドル、前月比プラス2.6%、
輸出は1748億60百万ドル、前月比マイナス0.5%
でした。
輸入は、Industrial supplies and materialsの内、Crude oilが前月比プラス14.7%と大幅に伸びたことが影響した他、Capital goods(except automotive)も同プラス2.8%などとなりました。
輸出は、Industrial supplies and materialsが同マイナス4.2%となったものの、Capital goods(except automotive)は同プラス0.9%などとなりました。
今回の結果をみる限り、米国の消費は拡大しており、米国内の輸出産業も概ね堅調に推移しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。