2009年2月23日月曜日

中国の炭鉱事故に思うこと -気になる中国の基盤の安定性-


報道によれば、2月22日(現地時間)、中国の山西省の炭鉱で事故が起き、作業員74人が死亡(報道により72人死亡など死亡人数ははっきりしません)したようです。


まだ、事故は続いており、炭鉱内には多数の作業員が閉じこめられている模様です。


今回事故の起きた山西省は中国にとって石炭の主要産地であり、この炭鉱は過去10年間事故が発生せず安全とされていたものでした。


中国の発電は、現状、石炭火力による割合が高い状況にあります。


昨年1月、中国では、広範囲の雪害で発電用石炭の供給が困難になり、電力不足から、中国13の省や自治区で、電力の使用制限の措置が取られました。


今回の炭鉱事故は、今のところ昨年の雪害と同様の影響を及ぼすものと考えられてはいないようです。


以前から、中国の炭鉱の危険さは指摘されており、昨年の中国の炭鉱での死者は3千人に上るようです。


ただ、リスクが伴うということで、炭鉱労働者の給料は高いと言われています。


国際的な経済後退の中、中国の多額の公共投資と内需拡大が期待されていますが、今回の炭鉱事故をみると、その基盤は必ずしも安定したものではないのかも知れないと感じた次第です。


今後、中国の内需拡大の推移を見守りたいと思います。