2012年6月17日日曜日
2012年6月16日土曜日
米国の6月のミシガン大消費者信頼感指数
事前の大方の市場予想を下回る弱い結果だったと言えます。
6月14日に公表された米国の先週分(6月9日終了週)の新規失業保険申請件数(4週間移動平均)は38万2千件、前週比プラス3500件と、こちらも先行きの雇用改善のペースの弱さを示唆したと言えます。
足元の米国の景気は弱く、先行きをどうみるかが問題と思います。
この点、昨日、少しだけ、大手町で開催していた景気討論会をのぞいたところ、総じて、米国景気の先行きを楽観しているようでしたが、あまり記憶に残るような説得力のある根拠はないように感じました。
では、お前はどう考えるのだと言われると、困ってしまうのですが。
ただ、最近、米国へ行った知人の話で、今回のミシガン大消費者信頼感指数とは矛盾するのですが、米国の都市部の景気は実感として良いように思ったというコメントを手がかりに考えてみたいと思います。
2012年6月15日金曜日
エジプトの議会選挙は違憲
今後、議会は解散、再選挙となる可能性が高くなりましたが、最高裁がこうした判断を行うことはできないと反発する動きもあるようです。
当面、軍部の力が強まるとみられます。
エジプトとイランやシリアとの関係を含め、今後の推移が見守られるところかと思います。
2012年6月14日木曜日
米国の5月の小売売上高
内訳をみると、
自動車・部品売上高は同プラス0.8%
ガソリンスタンドは同マイナス2.2%
建設資材は同マイナス1.7%
などとなっています。
消費は振るわない、でも、自動車・同部品はプラスと読み取りかたが難しい内容との印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年6月13日水曜日
米国の5月の輸入物価
燃料の輸入物価は前月比マイナス4.2%、前年比マイナス3.9%、燃料を除く輸入物価は前月比マイナス0.1%、前年比プラス0.3%でした。
足元のインフレ圧力は抑制に向かっているとの印象ですが、先行きの見通しは、原油価格次第と改めて感じた次第です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年6月12日火曜日
日本の5月の消費者態度指数
前月比プラスは2ヵ月ぶりでした。
消費者態度指数にみる消費マインドの改善の動きが耐久財の小売に反映されるのか、新車販売などの推移を見守りたいと思います。
2012年6月11日月曜日
今週の主な予定
11日(月曜)
国内:マネーストック 5月
12日(火曜)
海外:英 鉱工業生産 4月
米 輸入物価指数 5月
米 財政収支 5月
13日(水曜)
国内:機械受注 4月
海外:独 消費者物価指数 5月 確報
EU 鉱工業生産 4月
米 生産者物価指数 5月
米 小売売上高 5月
米 企業在庫 4月
14日(木曜)
国内:対外及び対内証券売買 先週分
鉱工業生産 4月 確報
海外;EU ECB 月例報告
EU 消費者物価指数 5月 確報
米 消費者物価指数 5月
米 新規失業保険申請件数 先週分
米 経常収支 1-3月
15日(金曜)
国内:日銀金融政策決定会合
海外:EU 貿易収支 4月
米 ニューヨーク連銀製造業景気指数 6月
米 鉱工業生産 5月
米 ミシガン大消費者信頼感指数 6月 速報
2012年6月8日金曜日
米国の4月の消費者信用残高
内訳をみると、リボ払いが同マイナス4.8%、非リボ払いが同プラス7.1%でした。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年6月7日木曜日
ECBは、政策金利を据え置き
6月17日に予定されているギリシャの再総選挙の結果次第では、ギリシャ以外へ大きく波及することが懸念されるところ、金融政策の行方を含め、推移が見守られるところかと思います。
2012年6月6日水曜日
Eメールで
もちろん、小職、直接存じ上げているものではありませんが、TV報道などで、三笠宮寛仁様のヒゲをはやした風貌からか気さくでどこか飄々とした感じを受けていました。
報道によれば、長いガンとの闘病を続けられる中で、声を出すことも不自由になり、それでも多くの公務に積極的に取り組まれてきた由、飄々とした感じはこの方の優しさだったのかもしれない、そして、この方は、前に向かって頑張らっしゃったのだと感じました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
米国の5月のISM非製造業景況感指数
小幅ながらも事前の予想を上回るプラス幅となりました。
ただ、内訳をみると、雇用は50.8、前月比マイナス3.4ポイントと、大きく低下しました。
最近、事前の大方の予想を下回る結果が続いていたところ、今回の結果は予想を上回り、第一印象はホッとしたといったところ、内訳をみたら、ホッとなんかできないと思い直したといった感じです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年6月5日火曜日
米国の4月の製造業新規受注
民間設備投資の先行指標である、航空機を除く非国防資本財受注は同マイナス2.1%となりました。
米国の先行きの景気は減速の兆しを示しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年6月4日月曜日
今週の主な予定
4日(月曜)
海外:EU 生産者物価指数 4月
5日(火曜)
海外:EU 小売売上高 4月
米 ISM非製造業景況指数 5月
6日(水曜)
海外:EU GDP 1-3月 改定
独 鉱工業生産 4月
米 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
7日(木曜)
国内:対外及び対内証券売買契約 先週分
景気動向指数 4月 速報
海外:米 新規失業保険申請件数 先週分
米 消費者信用残高 4月
8日(金曜)
国内:GDP 1-3月 2次速報
経常収支 4月
景気ウォッチャー調査 5月
海外:独 貿易収支 4月
仏 貿易収支 4月
米 貿易収支 4月
米 卸売在庫 4月
2012年6月1日金曜日
米国の5月のADP雇用報告
同日、公表された米国の先週分(5月26日終了週)の新規失業保険週間申請件数は38万3千件、前週比プラス1万件となりました。トレンドを示す4週間移動平均は37万4500件、前週比プラス3750件となりました。
何れの米国の雇用環境に関する指標も、事前の大方の市場予想より悪い内容だったと言えます。
雇用統計を含め、今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月31日木曜日
ユーロ圏の4月のマネーサプライ
5月29日(現地時間)、公表されたドイツの5月の消費者物価指数(速報値)は前年比プラス1.9、前月(4月)の2.1%から鈍化しました。
南欧や消費者物価の動きからすると、今後、金融緩和への期待が高まるのではないかと思います。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月30日水曜日
米国の5月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数
事前の大方の市場予想は前月比で横ばいないしプラスだったところ、予想に反してマイナスだったと言えます。
個人所得・支出の動きなどからすると、米国の消費者の気分を暗くさせるようなニュースが影響している可能性が高く、先行き、こうしたニュースが変われば、米国の消費者信頼感指数は回復に向かうと推定します。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月29日火曜日
シリアでの停戦
特に、最近、西部ホムス近郊フーラの砲撃があってから、反政府勢力にとって、停戦に対する興味関心が大きく低下している模様です。
現在、国連のアナン特使がシリア入りしています。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月28日月曜日
今週の主な予定
28日(月曜)
国内:日銀金融政策決定会合議事要旨(4月27日分)
29日(火曜)
国内:失業率 4月
海外:独 消費者物価指数 5月 速報
米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 3月
米 消費者信頼感指数 5月
30日(水曜)
海外:EU マネーサプライ M3 4月
EU 消費者信頼感 5月 確報
米 中古住宅販売成約 4月
31日(木曜)
国内:鉱工業指数 4月 速報
対外及び対内証券売買契約 先週分
海外:EU 消費者物価指数 5月 速報
米 ADP雇用報告 5月
米 新規失業保険申請件数 先週分
米 GDP 1-3月 改定
1日(金曜)
海外:EU 失業率 4月
米 雇用統計
米 個人所得・支出 4月
米 ISM製造業景況指数 5月
2012年5月25日金曜日
ユーロ
同日、公表された、EU27ヵ国最大の経済規模にあるドイツの5月の製造業PMI(速報値)は45.0、前月比マイナス1.2ポイントとなりました。
同日、公表された、ユーロ圏の5月の総合PMI(速報値)は45.9、前月比マイナス0.8ポイントとなりました。
ユーロ圏の経済活動の閉塞感は高まっているように見えます。
何かいいきっかけがあるといいと思います。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月24日木曜日
エジプトで大統領選挙の投票
投票前には、選挙活動が行われ、新聞やテレビを通じて、立候補者は投票を呼びかけました。
今回の選挙にはアラブ連盟が監視員を派遣し、大統領選挙の投票過程を見守っています。
まずは、公正な選挙が行われるのかどうか、注目したいと思います。
2012年5月23日水曜日
ユーロ圏の5月の消費者信頼感指数
最近のギリシャの動きからすると、ユーロ圏の消費者信頼感指数が悪化するのかと思ってみていましたが、小幅であってもプラスになったのは少し意外でした。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月22日火曜日
イエメン
今回の自爆テロは、アルカイダの関与ではないかとみられています。
イエメンは、財政収入の多くを石油生産に依存してきましたが、最近では、LNGの生産を行っています。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月21日月曜日
今週の主な予定
21日(月曜)
国内:景気動向指数 3月 改訂値
22日(火曜)
海外:米 中古住宅販売件数 4月
EU 消費者信頼感 5月 速報
23日(水曜)
国内:日銀金融政策決定会合
海外:EU 経常収支 3月
米 新築住宅販売件数 4月
24日(木曜)
国内:対外対内証券売買契約 先週分
金融経済月報
海外:独 GDP 1Q 確報
独 PMI 5月 速報
独 IFO景況指数 5月
EU PMI 5月 速報
英 GDP 1Q 改定
米 耐久財受注 4月
米 新規失業保険申請件数 先週分
25日(金曜)
国内:消費者物価指数 4月全国
海外:米 ミシガン大消費者信頼感指数 5月 確報
2012年5月18日金曜日
バンキア銀行
公的管理公表の直近取引日の終値は3.01ユーロでしたが、昨日の終値は1.42ユーロとなりました。
ギリシャに注目が集まっていますが、スペインの動きも気になるところです。
先ずは、18日開催予定のG8、23日開催予定のEU特別首脳会議での議論とメッセージが注目されるところかと思います。
2012年5月17日木曜日
米国の4月の鉱工業生産指数
前月比で1%を上回ったのは今年初めてで、2010年12月以来の大幅なプラス幅でした。
設備稼働率は79.2%、前月比プラス0.8%となりました。一般に、80%前後が設備投資の活発になる水準と理解され、ユーロの動きは気がかりですが、今後の推移が見守られるところかと思います。
2012年5月16日水曜日
ドイツの5月のZEW景気期待指数
事前の大方の市場予想を下回る想定以上に弱い結果だったと言えます。
ユーロ離脱もありえないことではないとギリシャ問題は頭の痛いところですが、5月15日、ドイツのメルケル首相は、フランスのオランド新大統領と、首脳会談を行い、両国が協調していくとアピールしました。
ドイツ、フランス、両国の経済成長へ向けた取組みの方向性が一致するのかどうか、今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月15日火曜日
ギリシャの世論調査
政党別の支持率は、左派で緊縮策に反対のSYRIZが第一位になりました。
第一位 SYRIZA 20.5% 緊縮策に反対の立場
第二位 ND 19.4% 緊縮策に理解の立場
第三位 PASOK 11.8% 緊縮策に理解の立場
同じ調査で、ユーロ圏残留を希望するのは81%でした。
緊縮策には反対だが、ユーロ圏には残りたいというのがギリシャ国民の世論のようですが、総選挙の再選挙の可能性が高まっている現状からすると、ユーロ離脱に向かっているように見えます。
��注)上記調査は、調査会社ラスがギリシャ紙エレフテロス・ティポス向けに1002人を対象に実施した調査
2012年5月14日月曜日
今週の主な予定
14日(月曜)
海外:EU 鉱工業生産 3月
15日(火曜)
海外:EU GDP 1-3月 速報
独 GDP 1-3月 速報
独 ZEW景況感調査 5月
米 消費者物価指数 4月
米 小売売上高 4月
米 企業在庫 3月
16日(水曜)
国内:機械受注 3月
海外:EU 消費者物価指数 4月 確報
米 住宅着工・許可件数 4月
米 鉱工業生産 4月
米 FOMC議事録
17日(木曜)
国内:GDP 1-3月 一次速報
鉱工業生産 3月 確報
海外:米 新規失業保険申請件数 先週分
米 景気先行指数 4月
18日(金曜)
海外:独 生産者物価指数 4月
2012年5月11日金曜日
日本の4月の景気ウォッチャー調査
景気の現状判断DI:
50.9 前月比マイナス0.9ポイント
景気の先行き判断DI:
50.9 前月比プラス1.2ポイント
なお、企業動向関連 製造業の先行き判断DIは50.0、前月比プラス0.3ポイントとなりました。
足元は引き締め気味なものの、先行きの回復を期待しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月10日木曜日
米国の3月の卸売在庫
何れも事前の大方の市場予想を下回る結果だったと言えます。
なお、対売上高在庫比率は前月比横ばいの1.17でした。
今回の結果をみる限り、米国景気は、市場が考えていたよりも、より緩やかなペースになることを示唆しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月9日水曜日
イスラエルの連立政権
今回の連立合意により、イスラエルは来年10月まで、総選挙を行わない見通しとなりました。
カディマはパレスチナ政策面でハト派ですが、現在の世論調査によれば、支持を落としており、今回の連立政権での立場は強くないと見られます。
イスラエルの単独攻撃が懸念される状況は、現時点では今までと変わらないとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月8日火曜日
フランス、ギリシャ、ドイツ
同日、ギリシャで行われた総選挙では、左派が躍進しました。
3月に行われたドイツの地方選挙(ザールラント州選挙)は、社会民主党が躍進しました。
ヨーロッパは、左傾化していくのでしょうか。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月7日月曜日
今週の主な予定
7日(月曜)
国内:日銀金融政策決定会合議事要旨
海外:米 消費者信用残高 3月
8日(火曜)
海外:独 鉱工業生産 3月
9日(水曜)
国内:景気動向指数 速報
海外:独 経常収支 3月
米 卸売在庫 3月
10日(木曜)
国内:対外及び対内証券売買 先週分
経常収支 3月
景気ウォッチャー調査 4月
海外:米 新規失業保険申請件数 先週分
米 貿易収支 3月
米 輸入物価指数 4月
11日(金曜)
国内:マネーストック 4月
海外:独 消費者物価指数 4月 確報
米 生産者物価指数 4月
米 ミシガン大消費者信頼感指数 5月 速報値
2012年5月5日土曜日
米国の4月の雇用統計
事前の大方の市場予想を下回る弱い数字だったと言えます。
前日、公表された米国の先週分(4月28日終了週)の新規失業保険週間申請件数(季節調整済)は36万5千件、前週比マイナス2万7千件と大方の事前予想よりも良好な結果だったことから、期待が高まったいたところだけに、がっかりしたという印象を強めた気がします。
今のところ、市場では冷静に受けとめつつも、先行きの米国の雇用環境の改善は従来の予想を下回る緩やかなものになりそうだとの観方が拡がっているようです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月4日金曜日
ECB
事前の予想通りの結果だったと言えます。
フランス大統領選の決選投票を目前に控えていますが、有力候補のオランド氏は、ECBによるESM(常設の金融安全網となる欧州安定メカニズム)への直接融資を主張しています。
仮に、オランド候補が勝利すれば、EU各国間で論議を呼ぶ可能性が高いと推定します。
今後の推移が見守られるところかと思います。
2012年5月2日水曜日
米国の4月のISM製造業景気指数
事前の大方の市場予想は前月比マイナスだったところ、予想外のプラスになったと言えます。
最近、米国の先行きの景気の不透明さを指摘する見方が増していたところ、今回の結果は、先行きの米国景気の拡大を示唆したように見えます。
同日、公表された中国の4月のPMI(購買担当者指数)は53.3、前月比プラス0.2ポイントとなりました。
米中に程度の差はあれ、景況感は堅調に推移しています。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年5月1日火曜日
今週の主な予定
30日(月曜)
海外:EU マネーサプライ(M3) 3月
EU 消費者物価指数 4月 速報
米 個人所得・支出 4月
1日(火曜)
海外:英 PMI製造業 4月
米 ISM製造業 4月
米 建設支出 3月
2日(水曜)
海外:独 失業率 4月
EU 失業率 3月 10.8% 10.9% --
米 ADP雇用報告 4月
3日(木曜)
海外:EU 生産者物価指数 3月
EU ECB 金融政策
米 新規失業保険申請件数 先週分
米 ISM非製造業 4月
4日(金曜)
海外:EU 小売売上高 3月
米 雇用統計 4月
2012年4月27日金曜日
米国の先週分の新規失業保険週間申請件数
トレンドを示す4週間移動平均は38万1750件、前週比プラス6250件となりました。
新規失業保険週間申請件数の4週間移動平均は、一時は、35万件に向かっているように見えたものの、40万件程度の水準に戻っているように見えます。
風が吹けば桶やが儲かる式の連想に過ぎませんが、この傾向が続くとすれば、先行きの米国の労働市場の回復はごく緩やかなペースが続き、米国の大統領選でオバマ氏の再選に黄色信号がともるのかも知れません。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月26日木曜日
米国の3月の耐久財新規受注
米国の先行きの設備投資が減速する兆しを示したとの印象です。
米国で4例目のBSE感染牛の発見も含め、マイナスイメージのニュースが続いています。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月25日水曜日
米国の2月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数
市場では、住宅市場の回復が加速しているとの見方も出ています。
しかし、前年比ではマイナス0.1%、20都市圏中、前年比プラスは9、同横ばいは2、同マイナスは9でした。
意外に住宅価格の回復が早いようにも見えますが、内容をみると、そうでもないとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月24日火曜日
ドイツの4月の製造業PMI
事前の大方の市場予想を下回る結果だったと言えます。
思っていたよりもEUのリセッションはきついのかもしれないとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月23日月曜日
今週の主な予定
23日(月曜)
国内:景気動向指数 2月 改訂
海外:独 PMIサービス業 4月
EU PMI製造業、サービス業 4月
24日(火曜)
海外:米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 2月
米 新築住宅販売件数 3月
米 消費者信頼感指数 4月
25日(水曜)
海外:英 GDP 1-3月
米 耐久財受注 3月
26日(木曜)
日本:対外及び対内証券売買 先週分
海外:EU 消費者信頼感 4月
独 消費者物価指数 4月
米 新規失業保険申請件数 先週分
米 中古住宅販売成約 3月
27日(金曜)
国内:日銀金融政策決定会合
消費者物価指数 3月 全国
失業率 3月
鉱工業生産 3月 速報
海外:米 GDP 1-3月 速報
米 ミシガン大消費者信頼感指数 4月 確報
2012年4月20日金曜日
米国の先週分(4月14日終了週)の新規失業保険申請件数
トレンドを示す4週間移動平均は37万4750件、前週比プラス5500件でした。
米国の雇用環境の先行きの改善は足踏みしているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月19日木曜日
ユーロ圏の2月の国際収支
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月18日水曜日
米国の3月の鉱工業生産指数
前月比変わらずは2カ月連続でした。
稼働率は78.6%、前月比マイナス0.1%となりました。
これらのデータだけをみると、踊り場のようにも見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月17日火曜日
米国の3月の小売売上高
4月13日(同)、公表された米国の3月のガソリンの消費者物価は、前年比プラス9.0%、前月比プラス1.7%とガソリン高になったことから、米国の小売はプラスでもごく僅かと推定していたところ、意外に強いとの印象を受けました。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月16日月曜日
今週の主な予定
16日(月曜)
海外:EU 貿易収支 2月
米 小売売上高 3月
17日(火曜)
国内:鉱工業生産指数 2月 確報
海外:英 消費者物価指数 3月
独 ZEW景況感指数 4月
EU 消費者物価指数
米 住宅着工・許可件数 3月
米 鉱工業生産指数 3月
18日(水曜)
海外:EU 経常収支 2月
19日(木曜)
国内:対外対内証券売買 先週分
海外:米 新規失業保険申請件数 先週分
米 中古住宅販売件数 3月
米 景気先行指数 3月
EU 消費者信頼感指数 4月
20日(金曜)
海外:独 生産者物価指数 3月
独 IFO景況指数 4月
2012年4月13日金曜日
米国の先週分(4月7日終了週)の新規失業保険申請件数
トレンドを示す4週間移動平均は36万8500件、前週比プラス4250件となりました。
元々、新規失業保険申請件数はブレの大きい統計ですが、それでも、ちょっとプラス幅が大きいなとの印象です。
��週ごとに一喜一憂するのもどうかと思います。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月12日木曜日
米国FRBのベージュブック
・2月半ばから3月後半にかけて米経済が引き続き緩やかに拡大している
・全体的な物価上昇率はほとんどの地区では控えめだったが、ガソリンの価格上昇を懸念し始めている
などの認識を示しました。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月11日水曜日
日銀金融政策決定会合
当面の金融政策運営は、強力に金融緩和を推進していくとの方針を表明しました。
同日、海外市場では、日銀の追加緩和見送りなどを受け、円高の動きを見せました。
市場では、次回の会合(27日)での金融緩和決定を予想する向きもあります。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月10日火曜日
日本の3月の景気ウォッチャー調査
内訳をみると、
家計動向関連DIは51.1、前月比プラス6.7
企業動向関連DIは51.0、同プラス6.2ポイント
雇用関連DIは58.1、同プラス0.4ポイント
でした。
全ての項目で前月比プラスとなりました。
先行き判断DIは49.7、前月比マイナス0.4ポイントとなりました。
前月比マイナスは3ヵ月ぶりのことでした。
街角の景気実感としては、足元は景気は回復に向かっているものの、先行きには不透明感があるといった印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月9日月曜日
今週の主な予定
9日(月曜)
国内:貿易収支 2月
景気ウォッチャー調査 3月
10日(火曜)
国内:日本銀行 金融政策決定会合
海外:独 経常収支 2月
米 卸売在庫 2月
11日(水曜)
国内:機械受注 2月
海外:米 輸入物価指数 3月
米 FRB ベージュブック
米 財政収支 3月
12日(木曜)
国内:対外対内証券売買 先週分
日 M2+CD 3月
海外:EU 鉱工業生産
米 貿易収支 2月
米 生産者物価指数 3月
米 新規失業保険申請件数 先週分
13日(金曜)
海外:米 消費者物価指数 3月
米 ミシガン大消費者信頼感指数 4月
2012年4月6日金曜日
米国の先週分(3月31日終了週)の新規失業保険週間申請件数
トレンドを示す4週間移動平均は36万1750件、前週比マイナス4250件となりました。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年4月5日木曜日
米国の3月のADP雇用報告
雇用は着実に回復しているようです。
金曜公表予定の雇用統計の内容を見守りたいと思います。
2012年4月4日水曜日
ユーロ圏の2月のPPI
事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったことは気になりますが、単なる直感ながら、現在のユーロ圏の景気状況からすると、当面、消費者物価に転嫁されるとしてもその割合は大きくないように思えます。
今後のエネルギー価格の動向を含め、推移が見守られるところかと思います。
2012年4月3日火曜日
米国の3月のISM製造業部門景気指数
今回の結果をみる限り、米国の先行きの景気は着実に上向いていくことを示唆しているように見えます。
今週公表予定の雇用統計、今後のFRBの金融政策の行方が見守られるところかと思います。
2012年4月2日月曜日
今週の主な予定
2日(月曜)
国内:日銀短観
海外:EU 失業率 2月
米 ISM製造業景況感指数 3月 52.4 53.1 --
3日(火曜)
海外:EU 生産者物価指数 2月
米 FOMC議事録
4日(水曜)
海外:EU 小売売上高 2月
米 ADP雇用報告
米 ISM非製造業景況感指数 3月
5日(木曜)
国内:対外対内証券売買
海外:独 鉱工業生産 2月
英 中央銀行 金融政策決定会合
米 新規失業保険申請件数 先週分
6日(金曜)
国内:景気動向指数 2月 速報
米 雇用統計
米 消費者信用残高 2月
2012年3月30日金曜日
米国の先週分の新規失業保険週間申請件数
トレンドを示す4週間移動平均は36万5千件、前週比マイナス3500件でした。
先行きの米国の雇用環境は着実に改善に向かっていくことを示唆しているものの、改善スピードは速くないとの印象です。
雇用統計の発表が注目されるところかと思います。
2012年3月29日木曜日
ドイツの3月の消費者物価指数
今回の結果を見る限り、ドイツのインフレは抑制されているとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月28日水曜日
米国の1月のS&P・ケースシラー住宅価格指数
20都市圏の内訳をみると、前月比でプラスが8都市圏、マイナスが9都市圏でした。
今回の結果を下げ止まりの兆しとみるには尚早なように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月27日火曜日
ドイツの3月のIFO景況感指数
僅かとはいえ予想外のプラスだったと言えます。
ただ、先日(3月22日)、公表された3月の製造業PMIがドイツ、フランス共に前月比マイナス、かつ、50を下回ったことからすると、今回のIFO景況感指数を額面どおり受けとめるのには躊躇を覚えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月26日月曜日
今週の主な予定
26日(月曜)
海外:独 IFO景況指数 3月
27日(火曜)
海外:米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数 1月
米 消費者信頼感指数 3月
28日(水曜)
海外:EU マネーサプライ 2月
独 消費者物価指数 3月
米 耐久財受注 2月
29日(木曜)
海外:米 新規失業保険申請件数 先週分
30日(金曜)
国内:消費者物価指数 全国 2月
失業率 2月
鉱工業生産 2月
海外:EU 消費者物価指数 3月
米 個人所得・個人支出 2月
米 ミシガン大消費者信頼感指数 3月
2012年3月23日金曜日
ユーロ圏のPMI
総合PMI 48.7、前月比マイナス0.6ポイント
製造業PMI 47.7、前月比マイナス1.3ポイント
サービス業PMI 48.7、前月比マイナス0.1ポイント
となりました。
何れも分かれ目である50を下回る傾向が強まっているように見えます。
ユーロ圏は、当面、景気後退で推移していく可能性が高いとの印象です。
3月18日、IMFのラガルド専務理事は、世界経済に好転の兆しが出ていると述べ、
3月22日、ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は、ユーロのソブリンリスクの最悪期は脱したと述べました。
何れも、特に後者には違和感を覚えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月22日木曜日
米国の2月の中古住宅価格
価格の上昇は意外との印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月21日水曜日
フランスでのテロ事件
報道によれば、ユダヤ人学校を襲った犯人は、逃げる子どもの髪をつかみ、自動小銃により殺害するなどしたようです。
フランスでは大統領選を控えていますが、現職のサルコジ氏は不法移民対策強化のため、欧州の自由往来を定めたシェンゲン協定見直しを主張するなどしています。
フランスのテロ事件は、同国の大統領選もからみ、今後どのように世論に影響していくのか、推移を見守りたいと思います。
2012年3月19日月曜日
今週の主な予定
19日(月曜)
海外:EU 経常収支 1月
米 NAHB住宅市場指数 3月
20日(火曜)
海外:米 住宅着工、建設許可件数 2月
21日(水曜)
海外:英 中央銀行 議事録
米 中古住宅販売件数 2月
22日(木曜)
国内:貿易収支 2月
海外:独 PMI製造業 3月 速報
米 新規失業保険申請件数 先週分
米 住宅価格指数 1月
米 景気先行指数 2月
EU 消費者信頼感指数 速報
23日(金曜)
国内:対内証券売買
海外:米 新築住宅販売件数 2月
2012年3月16日金曜日
米国の先週分(3月10日終了週)の新規失業保険週間申請件数
3月15日(現地時間)、公表された米国の先週分(3月10日終了週)の新規失業保険週間申請件数は35万1千件、前週比マイナス1万4千件となりました。
トレンドを示す4週間移動平均35万5750件、前週比変わらずでした。
今回の結果を見る限り、米国の先行きの雇用環境改善の流れは変わらないとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月15日木曜日
米国の2月の輸入物価指数
3月14日(現地時間)、公表された米国の2月の輸入物価指数は前月比プラス0.4%、前年比プラス5.5%となりました。
内訳をみると、
燃料は前月比プラス1.4%、前年比プラス15.2%
燃料以外は前月比マイナス0.1%、前年比プラス2.3%
でした。
今回の結果をみる限り、輸入から波及したインフレが強まる可能性は抑制されているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月14日水曜日
ドイツの3月のZEW景気期待指数
3月13日(現地時間)、公表されたドイツの3月のZEW景気期待指数はプラス22.3、前月比プラス16.9ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。
今回の結果のみからすると、減速傾向にあったドイツの景気は再び加速に向かいつつあるように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月13日火曜日
日本の1月の機械受注統計
前月(12月)は前月比マイナス7.1%にて、今回、2ヵ月ぶりのプラスでした。
内訳をみると、
製造業は3085億円、同マイナス1.8%
非製造業(除く船舶・電力)は4227億円、同プラス2.3%
でした。
需要者別にみると、自動車・同部品、パルプ・紙・紙加工品などの需要の伸びが大きくなっています。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月12日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
12日(月曜)
国内:機械受注 1月
海外:米 月次財政収支 2月
13日(火曜)
海外:独 ZEW景況感指数 3月
米 小売売上高 2月
米 FOMC
14日(水曜)
国内:鉱工業生産 1月 確報
海外:EU 鉱工業生産 1月
EU 消費者物価指数 確報
米 輸入物価指数 2月
米 経常収支 4Q
15日(木曜)
国内:対内証券売買 先週分
海外:米 生産者物価指数 2月
米 新規失業保険申請件数 先週分
16日
国内:景気動向指数 1月 改訂
海外:EU 貿易収支
米 消費者物価指数 2月
米 鉱工業生産 2月
米 ミシガン大消費者信頼感指数 3月 速報
2012年3月9日金曜日
日本の2月の景気ウォッチャー調査
3月8日に公表された日本の2月の景気ウォッチャー調査によれば、
現状判断DIは45.9、前月比プラス1.8ポイントとなりました。
先行き判断DIは50.1、前月比プラス3.0ポイントとなりました。
上記各DIの内訳をみると、
家計動向関連DI
企業動向関連DI
雇用関連DI
の何れも前月比プラスとなりました。
ただ、地域的にみると、
現状判断DIは、北海道、東北、北陸が前月比マイナス
先行き判断DIは、東北が前月比マイナス
となっています。
全体としてみると、全体の街角の市場心理としては、景気は上向きつつあるものの、地域、特に、東北の市場心理は悪化しているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月8日木曜日
米国の2月のADP雇用報告
3月7日(現地時間)、公表された米国の2月のADP雇用報告によれば、民間部門雇用者数は前月比プラス21万6千人となりました。
事前の大方の市場予想を上回る結果だったと言えます。
金曜公表予定の雇用統計に期待がかかるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月7日水曜日
インドの地方選挙
3月6日(現地時間)、インドでは地方選挙が行われましたが、この内、インド最大の人口2億人を抱えるウッタルプラデシュ州で、与党、国民会議派は、大敗しました。
事前の予想では大きく議席を伸ばすとの見方もありましたが、予想に反して大敗したと言えます。
今回の選挙結果を受け、国民会議派は、2年後に向けた総選挙に向け、経済の自由化路線を修正するのかどうか、インドの経済政策に与える影響が気になるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月6日火曜日
米国の2月のISM非製造業景気指数
3月5日(現地時間)、公表された米国の2月のISM非製造業景気指数は57.3、前月比プラス0.5ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想がマイナス予想だったところ、予想に反してプラスになったと言えます。
今週金曜は雇用統計の発表が予定されています。今後の推移が見守られるところかと思います。
2012年3月5日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
5日(月曜)
海外:米 ISM非製造業景況感指数 2月
中 全国人民代表会議開幕
6日(火曜)
国内:毎月勤労統計 1月
海外:EU GDP 10-12月 改定
7日(水曜)
国内:景気動向指数 1月
海外:米 ADP雇用報告 2月
米 消費者信用残高 1月
8日(木曜)
国内:GDP 10-12月期 2次速報
景気ウォッチャー調査 2月
工作機械受注 2月
企業倒産 2月
海外:EU 中央銀行 金融政策決定
米 新規失業保険申請件数 前週分
9日(金曜)
国内:マネーストック 2月
海外:米 貿易収支 1月
米 雇用統計 2月
中 消費者物価 2月
2012年3月2日金曜日
2月のISM製造業景気指数
3月1日(現地時間)、公表された米国の2月のISM製造業景気指数は52.4、前月比マイナス1.7ポイントとなりました。
要因別にみると、輸出は同プラスだったものの、新規受注は同マイナスでした。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年3月1日木曜日
ユーロ圏の1月の消費者物価指数(改定値)
2月29日(現地時間)、公表されたユーロ圏の1月の消費者物価指数(改定値)は、前年比プラス2.6%となりました。
速報値の2.7%より0.1%鈍化しました。
今のところインフレは抑制されているようですが、イランの動きなど気がかりな点があり、引き続き、推移を見守りたいと思います。
2012年2月29日水曜日
米国の1月の耐久財受注
2月28日(現地時間)、公表された米国の1月の耐久財受注は、前月比マイナス4.0%となりました。
民間設備投資の先行指標である航空機を除く非国防資本財の受注は同マイナス4.5%となりました。
何れも予想外の大幅なマイナスとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月28日火曜日
米国の1月の中古住宅販売保留指数
2月27日(現地時間)、公表された米国の1月の中古住宅販売保留指数は97.0、前月比プラス2%、前年同月比プラス8%となりました。
好ましい結果と言えます。
しかし、先般の米国大手金融機関と米政府・州との住宅ローンに関する和解によって、差押物件の流動化は促進されると推定されるところ、今後の推移が見守られるところかと思います。
2012年2月27日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
27日(月曜)
国内:地域経済動向 2月
海外:米 中古住宅販売成約指数 1月
EU ユーロ圏マネーサプライ(M3) 1月
28日(火曜)
国内:商業販売統計 1月
海外:米 耐久財受注 1月
米 消費者信頼感指数 2月
29日(水曜)
国内:鉱工業生産指数 1月
住宅着工統計 1月
海外:米 ベージュブック
米 GDP 10-12月 改定
EU ユーロ圏消費者物価 1月
1日(木曜)
国内:法人企業統計調査 10-12月
海外:米 FRB議長議会証言
米 新規失業保険申請件数 先週分
米 個人所得 1月
米 ISM製造業景気指数 2月
EU EU首脳会議
EU PMI製造業 2月
EU ユーロ圏消費者物価 2月
EU ユーロ圏失業率 1月
中 PMI製造業 2月
2日(金曜)
国内:失業率、有効求人倍率 1月
家計調査 1月
消費者物価指数 東京都区部 2月中旬
マネタリーベース 2月
海外:EU ユーロ圏生産者物価 1月
2012年2月24日金曜日
米国の先週分の新規失業保険週間申請件数
2月23日(現地時間)、公表された米国の先週分(2月18日終了週)の新規失業保険週間申請件数は35万1千件、前週比変わらずとなりました。
トレンドを示す4週間移動平均は35万9千件、前週比マイナス7千件となりました。
米国の先行きの雇用環境は着実に改善に向かっていることを示唆したように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月23日木曜日
米国の1月の中古住宅販売戸数
2月22日(現地時間)、公表された米国の1月の中古住宅販売戸数(季節調整済、年率換算)は457万戸、前月比プラス4.3%となりました。
1年半ぶりの高水準と言えます。
市場では、住宅市場の復調を示唆するものとして好感しているようです。
しかし、1月25日(現地時間)、公表された米国の12月の中古住宅販売成約指数は、前月比マイナス3.5%となりました。11月は同プラス7.3%と大きく上昇しましたが、12月は大きく下落しました。
中古住宅販売成約指数は、米国の中古住宅市場の先行指標と言え、今回公表された米国の1月の中古住宅販売戸数を額面通り受けとめるのには躊躇を覚えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月22日水曜日
ユーロ圏財務相会合
2月20日(現地時間)、ユーロ圏財務相会合は、ギリシャ向け金融支援で大筋合意しました。
今回の合意により、3月20日に控えたギリシャ国債の大量償還を乗り切ることができ、当面、無秩序なデフォルトは回避されることになります。
しかし、市場では、当面の無秩序なデフォルトは回避したとしても、デフォルトは避けられないとの見方が多数を占めるようです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月21日火曜日
日本の12月の景気動向指数
2月20日、公表された日本の12月の景気動向指数(CI、改訂値、平成17年=100)は、
先行指数は94.0、前月比プラス0.3ポイント、
一致指数は93.6、前月比プラス3.3ポイント、
遅行指数は82.7、前月比マイナス0.3ポイント
と先行指数は速報値から下方修正、一致指数は上方修正となりました。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月20日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
20日(月曜)
国内:貿易収支
景気動向指数 12月 改訂
21日(火曜)
海外:EU 消費者信頼感 2月 速報
22日(水曜)
海外:EU PMI製造業 2月
英 中央銀行 議事録
米 中古住宅販売件数 1月
23日(木曜)
国内:対外対内証券売買
海外:独 IFO景況指数 2月
米 新規失業保険申請件数 前週分
米 住宅価格指数 12月
24日(金曜)
海外:米 ミシガン大消費者信頼感指数 2月 確報
米 新築住宅販売件数 1月
2012年2月17日金曜日
米国の先週分の失業保険申請件数
2月16日(現地時間)、公表された米国の先週分の失業保険申請件数は34万8千件、前週比マイナス1万3千件となりました。
事前の大方の市場予想は、前週比プラス(悪化)予想だったところ、予想外にマイナス(改善)したと言えます。
米国の雇用環境は、先行き、改善に向かった動きを強めているようです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月16日木曜日
米国の1月の鉱工業生産指数
2月15日(現地時間)、公表された米国の1月の鉱工業生産指数(季節調整済)は95.9、前月比変わらずとなりました。
事前の大方の市場予想はプラス予想だったところ、予想に反して変わらずだったと言えます。
設備稼働率は78.5%、前月比マイナス0.1%となりました。
イメージしていた勢いよりも少し弱いように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月15日水曜日
ドイツの2月のZEW景気期待指数
2月14日(現地時間)、公表されたドイツの2月のZEW景気期待指数はプラス5.4、前月比プラス27ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想を大きく上回るプラス幅だったと言えます。
ユーロ圏最大の経済規模にあるドイツの先行きの景気は拡大に向かう兆しを示したように見えます。
ユーロ圏は、ギリシャのソブリンリスクが懸念される状況にありますが、ユーロ圏全体の経済は改善に向かうことが期待されます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月14日火曜日
日本の2011年10~12月期の実質GDP
2月13日に公表された、日本の2011年10~12月期の実質GDP(国内総生産・2005暦年連鎖価格)の成長率は、マイナス0.6%(年率マイナス2.3%)となりました。
マイナスは2四半期ぶりのことでした。
名目GDPの成長率は、マイナス0.8%(年率マイナス3.1%)でした。
寄与度をみると、実質は国内需要(内需)がプラス0.1%、財貨・サービスの純輸出(輸出-輸入)がマイナス0.6%でした。
今回の結果をみると、世界経済の減速が日本のGDPに影響したように見えます。
ただ、国内をみると、復興需要が見込めることからすると、世界経済の減速は、ある程度吸収していくことが期待できると推定します。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月13日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
13日(月曜)
国内:GDP 第4四半期 1次速報
海外:独 卸売物価指数 1月
14日(火曜)
国内:日銀 金融政策決定会合
鉱工業生産 12月 確報
海外:英 消費者物価指数 1月
EU 鉱工業生産 12月
独 ZEW景況感調査 2月
米 小売売上高 1月
米 企業在庫 12月
15日(水曜)
国内:金融経済月報
海外:独 GDP 第4四半期 速報値
英 失業率 1月
EU GDP 第4四半期 速報値
EU 貿易収支 12月
米 対米証券投資 12月
米 鉱工業生産 1月
米 NAHB住宅市場指数 2月
米 FOMC議事録(1月24、25日分)
16日(木曜)
国内:対内証券売買
海外:米 生産者物価指数 1月
米 新規失業保険申請件数 前週分
米 住宅着工件数 1月
17日(金曜)
国内:日銀 金融政策決定会合議事要旨
海外:独 生産者物価指数 1月
EU 経常収支 12月
米 消費者物価指数 1月
米 景気先行指数 1月
2012年2月10日金曜日
米国大手金融機関は、住宅差押え問題に関し和解
2月9日(現地時間)、米国大手金融機関5行は、住宅差押え問題に関し、250億ドルを支払うことで米国政府、49州と和解しました。
大きな動きであり、今後の住宅市場への影響を注視したいと思います。
2012年2月9日木曜日
日本の1月の景気ウォッチャー調査
2月8日、公表された日本の1月の景気ウォッチャー調査によれば、現状判断DIは44.1、前月比マイナス2.9ポイントとなりました。
マイナスは2カ月ぶりのことでした。
先行き判断DIは47.1、前月比プラス2.7ポイントとなりました。
プラスは7カ月ぶりのことでした。
足元の景気マインドは低下したものの、先行きについては改善の兆しを示したように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月7日火曜日
IMFによる中国の経済見通し
2月6日(現地時間)、公表されたIMFの経済見通しは、2012年、世界経済が景気後退となった場合、中国の成長率は現在予想(8.2%)の半分程度に低下する可能性を指摘しました。
先日(2月3日)、中国の国務院発展研究センターは、中国の現在の金融政策は十分ではなく、中国は2012年にデフレに陥る懸念があると指摘しました。
一連の動きは、中国に対する金融緩和圧力が高まっているように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月6日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
2月6日(月曜)
海外:独 製造業受注 12月
2月7日(火曜)
国内:景気動向指数 12月 速報
海外:豪 政策金利
米 消費者信用残高 12月
2月8日(水曜)
国内:国際収支 12月
景気ウォッチャー調査 1月
失業率
海外:独 経常収支 12月
2月9日(木曜)
国内:機械受注 12月
消費動向調査
海外:米 新規失業保険週間申請件数 前週
米 卸売在庫
EU 政策金利
英 政策金利
中 生産者物価指数 1月
中 消費者物価指数 1月
2月10日(金曜)
国内:企業物価指数 1月
海外:米 貿易収支 12月
米 ミシガン大学消費者信頼感指数 2月
中 貿易収支 1月
2012年2月3日金曜日
ユーロ圏の1月の消費者物価指数
2月1日(現地時間)、公表されたユーロ圏の1月の消費者物価指数(速報値)は前年比プラス2.7%となりました。
ユーロの中央銀行(ECB)のインフレ目標は2%程度であり、今回の結果はこれを上回っています。
通貨への信認低下によるユーロ安は、ユーロ圏内のインフレ上昇に影響する可能性があるのではないかと思います。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月2日木曜日
米国の1月のISM製造業景況感指数
2月1日(現地時間)、公表された米国の1月のISM製造業景況感指数は54.1、前月比プラス1.0ポイントとなりました。
昨年10月に51.8まで落ち込んだものの、その後、着実に前月比プラスを重ねています。
着実な回復傾向にあるものの、最近12カ月の平均54.7を下回っていることからすると、勢いがある水準には至っていないように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年2月1日水曜日
日本の12月の鉱工業生産
1月31日、公表された日本の12月の鉱工業生産(2005年=100、季節調整済)は93.6、前月比プラス4.0%となりました。
生産、出荷が前月比プラス、在庫、在庫率は同マイナスとなりました。
製造工業生産予測調査によれば、1月、2月ともプラスを予測しています。
1月の予測修正率はマイナス0.4%でした。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月31日火曜日
米国の12月の個人消費支出
1月30日(現地時間)、公表された米国の12月の個人消費支出は前月比変わらず、個人所得は同プラス0.5%となりました。
貯蓄率は4.0%、前月より0.5%上昇しました。
コアPCE価格指数は前月比プラス0.2%でした。
他方、1月27日、公表された米国の1月のミシガン大消費者信頼感指数(確報値)は75.0、前月比プラス5.1ポイントとなりました。これは大きな伸びと言えます。
これらからみると、米国消費者は、個人所得が伸びる中、支出を抑制する姿が浮かびますが、足元の消費マインドは改善傾向にあり、先行きの米国の消費支出の伸びに期待がかかるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月30日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
30日(月曜)
海外:米 個人所得 12月
31日(火曜)
国内:鉱工業生産 12月
住宅着工統計 12月
有効求人倍率 12月
完全失業率 12月
家計調査 12月
海外:米 コンファレンスボード消費者信頼感指数 1月
1日(水曜)
国内:毎月勤労統計 12月 速報
海外:米 ADP雇用統計 1月
EU ユーロ圏消費者物価指数 1月 速報
2日(木曜)
国内:マネタリーベース 1月
海外:米 ISM製造業景況指数 1月
EU ユーロ圏生産者物価指数 1月
3日(金曜)
海外:米 雇用統計 1月
米 ISM非製造業景況指数 1月
EU ユーロ圏小売売上高 12月
2012年1月27日金曜日
米国の12月の耐久財新規受注
1月26日(現地時間)、公表された米国の12月の耐久財新規受注(航空機除く非国防資本財)は前月比プラス2.9%となりました。
事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。
先行きの設備投資に期待しつつ、今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月26日木曜日
米国のFOMC声明
1月25日(現地時間)、米国のFOMC(連邦公開市場委員会)は声明を公表しました。
(声明の主なポイント)
・米国経済は緩やかに拡大してきた
・失業率は高止まりしている
・長期的なインフレ期待は安定している
・少なくとも2014年終盤まで政策金利を異例の低金利を維持する可能性が高い
今回の声明内容をみると、FOMCは、インフレと失業率に対し取組むものの、今のところ、住宅市場や株式相場をこれら2点にと同様に特別に重視する姿勢にはないというように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月25日水曜日
インドの中央銀行は、現金準備率を引き下げ
1月24日(現地時間)、インドの中央銀行は、政策金利の据え置き(※)と、現金準備率の0.5%引き下げを公表しました。
※レポレート8.50%、リバースレポレート7.50%
今回、インドは金融緩和へ転換したと言えます。
今後、インドの政策金利の引き下げが注目されます。
しかし、先日(1月16日、同)、公表されたインドの12月の卸売物価指数は前年比プラス7.47%となっており、インドのインフレは一時より低下したとはいえ依然として高水準にあります。
今後の推移が見守られるところかと思います。
2012年1月24日火曜日
EUは、イラン産原油の禁輸を合意
1月23日(現地時間)、EU外相理事会は、イラン産原油の禁輸措置について合意しました。
同日、市場では原油価格が上昇しています。
今年のリスクは、インフレが重要とみられるところ、イラン問題は大変気になるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月23日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
23日(月曜)
海外:EU 消費者信頼感 1月
24日(火曜)
国内:日銀金融政策
海外:EU PMI 1月 速報
EU 鉱工業新規受注 11月
25日(水曜)
国内:貿易収支 12月
海外:米 住宅価格指数 11月
米 中古住宅販売成約 12月
米 FOMC 金融政策
独 IFO 景気動向指数 1月
26日(木曜)
海外:米 耐久財受注 12月
米 製造業受注・資本財 12月
米 新規失業保険申請件数 先週分
米 景気先行指数 12月
米 新築住宅販売件数 12月
27日(金曜)
国内:消費者物価指数 東京都1月、全国12月
海外:米 第4 四半期 GDP
米 ミシガン大消費者信頼感
2012年1月20日金曜日
米国の先週分(1月14日終了週)の新規失業保険週間申請件数
1月19日(現地時間)、公表された米国の先週分(1月14日終了週)の新規失業保険週間申請件数は35万2千件、前週比マイナス5万件となりました。
トレンドを示す4週間移動平均は37万9千件、前週比マイナス3500件となりました。
米国の雇用環境は好ましい動きに向かっていることを示したとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月19日木曜日
米国の12月の鉱工業生産指数
1月18日(現地時間)、公表された米国の12月の鉱工業生産指数(2007年=100)は95.3、前月比プラス0.4%となりました。指数の水準はここ半年で最も高い水準でした。
設備稼働率(全産業)は78.1%、製造業は75.9%となりました。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月18日水曜日
ユーロ圏の12月の消費者物価指数
1月17日(現地時間)、公表されたユーロ圏の12月の消費者物価指数(改定値)は、前年比プラス2.7%となりました。
エネルギーと食料を除くは同プラス1.6%でした。
今回の結果をみると、現在、ユーロ圏の物価は落ち着いているように見えます。
ただ、原油価格の動向やユーロ安による物価への影響は気になるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月17日火曜日
日本の11月の機械受注
1月16日、公表された日本の11月の機械受注総額(船舶・電力を除く民需、季節調整値)は7889億円、前月比プラス14.8%となりました。
製造業は3382億円、同プラス4.7%、非製造業(除く船舶・電力)は7395億円、同プラス6.2%でした。
同指標は、民間設備投資の先行指標といえ、先行きの設備投資にとって好ましい兆しを示したように見えます。
最近の円高基調や海外経済の不透明感は気になるところです。今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月16日月曜日
今週の主な予定
今週の主な予定は次の通りです。
16日(月曜)
国内:機械受注 11月
企業物価指数 12月
消費動向調査 12月
17日(火曜)
国内:第三次産業活動指数 11月
工作機械受注 12月 確報値
海外: 英国 消費者物価指数 12月
EU ユーロ圏 消費者物価指数
独 ZEW景況感指数 1月
米 NY 連銀製造業景気指数 1月
中国 鉱工業生産 12月
中国 固定資産投資 12月
中国 GDP 10-12月期
中国 小売売上高
18日(水曜)
国内:鉱工業生産 11月 確報
設備稼働率 11月
海外:EU 建設支出 11月
米 生産者物価指数 12月
米 鉱工業生産 12月
19日(木曜)
海外:中国 景気先行指標
米 消費者物価指数 12月
米 住宅着工件数 12月
米 新規失業保険申請件数
20 日(金曜)
国内:全産業活動指数 11月
景気一致CI 指数 11月 確報
海外:独 生産者物価指数 12月
英 小売売上高 12月
米 中古住宅販売件数 12月
2012年1月13日金曜日
米国の先週分(1月7日終了週)の新規失業保険週間申請件数
1月12日(現地時間)、公表された米国の先週分(1月7日終了週)の新規失業保険週間申請件数は39万9千件、前週比プラス2万4千件となりました。
トレンドを示す4週間移動平均は38万1750件、前週比プラス7750件となりました。
ブレの大きい指標なので一喜一憂するのもどうかと思いますが、気づいたらほぼ40万件と元に戻っていたといった印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月12日木曜日
米国のFRBはベージュブックを公表
1月11日(現地時間)、米国のFRBはベージュブック(地区連銀経済報告)を公表しました。
内容は、
・2011年末にかけて、大半の地域で経済活動が拡大した。
・消費支出及び消費者信頼感は、全般的に良好だった。
・物価上昇圧力は大幅に軽減し、インフレは懸念されない。
・労働市場は依然として脆弱。
などとしました。
金融緩和の余地があると示したように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月11日水曜日
ナイジェリアでのスト
ナイジェリア各地で、政府による燃料補助金の打ち切りに対する抗議から、死者がでるほどの激しいストが行われています。
従来、ナイジェリアでは、燃料に補助金が支出されていましたが、補助金制度は腐敗しているとの批判がありました。
今回、ナイジェリア政府は補助金制度の打ち切りを表明したものですが、この結果、ガソリン価格は2倍超に上昇しています。
ナイジェリアは、OPEC第7位(2010年)の産油国ですが、長年の軍事独裁等を理由に、原油収入が適切に利用されておらず、貧困の緩和、インフラの整備が進んでいません。
今回のストで死者が出たことで対立が激化する懸念がありますが、ナイジェリアでは石油生産の大半が自動化されており、ストによる大きな影響は現時点ではみられないとの見方が出ています。
それでも、原油先物相場は、イランをめぐる緊張の高まりとナイジェリアでのストライキを発端に供給懸念が高まっているように見えます。
個人的に、ユーロのソブリンリスク、新興国の成長鈍化に関し、最大のリスクはインフレと見ており、ナイジェリアの動きは気がかりです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月10日火曜日
米国の12月の雇用統計
先週金曜(1月6日)、公表された米国の12月の雇用統計によれば、失業率は8.5%と、前月比マイナス0.2%、非農業部門雇用者数は前月比プラス20万人、民間部門の雇用者数は同プラス21万2千人となりました。
事前の大方の市場予想を上回る内容だったと言えます。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月6日金曜日
米国の12月のADP雇用報告
1月6日(現地時間)、公表された米国の12月のADP雇用報告によれば、民間部門雇用者数は前月比プラス32万5千人となりました。
事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。
昨年から米国の雇用関係の指標は好ましい動きを示している傾向にありますが、今回の結果は、これを後押ししたように見えます。
金曜公表予定の雇用統計の結果を見守りたいと思います。
2012年1月5日木曜日
米国の11月の製造業新規受注
1月4日(現地時間)、公表された米国の11月の製造業新規受注(航空機除く非国防資本財)は、前月比マイナス1.2%となりました。
前々月(9月)同プラス1.4%、前月(10月)同マイナス0.9%、今回(11月)同マイナス1.2%と2ヵ月続けてのマイナスとなりました。
航空機除く非国防資本財は、設備投資の先行指標であり、2ヵ月連続のマイナスは気になるところです。
今後の推移を見守りたいと思います。
2012年1月4日水曜日
米国の12月のISM製造業部門指数
1月3日(現地時間)、公表された米国の12月のISM製造業部門指数は53.9、前月比プラス1.2ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。
先行きの米国製造業に好ましい兆しを示したように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。