3月22日(現地時間)、公表されたユーロ圏のPMI(購買担当者景気指数、速報値)は、
総合PMI 48.7、前月比マイナス0.6ポイント
製造業PMI 47.7、前月比マイナス1.3ポイント
サービス業PMI 48.7、前月比マイナス0.1ポイント
となりました。
何れも分かれ目である50を下回る傾向が強まっているように見えます。
ユーロ圏は、当面、景気後退で推移していく可能性が高いとの印象です。
3月18日、IMFのラガルド専務理事は、世界経済に好転の兆しが出ていると述べ、
3月22日、ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁は、ユーロのソブリンリスクの最悪期は脱したと述べました。
何れも、特に後者には違和感を覚えます。
今後の推移を見守りたいと思います。