5月5日(現地時間)、ECB(欧州中央銀行)は、政策金利の据え置きを発表しました。
事前の大方の市場予想、"5月は据え置き、6月又は7月の利上げ可能性"、通りの結果だったと言えます。
トリシェECB総裁は、定例記者会見で、6月の利上げを示唆するコメントをしませんでした。
市場は、7月以降の利上げ可能性があると受けとめたようです。
ユーロ圏の潜在的なソブリンリスクが続く中にあっても、ECBの金融政策は、ユーロ圏の物価安定にあるとみられ、今後の推移が見守られるところかと思います。