5月4日(現地時間)、公表された米国の4月のADP雇用報告によれば、民間部門雇用者数は前月比プラス17万9千人となりました。
事前の大方の市場予想を下回る水準だったと言えます。
先月、3月のADP雇用報告の当初公表された内容は、ほぼ事前の大方の市場予想通りの内容でした。
3月の雇用統計は、事前の大方の市場予想を上回る大幅増でした。
最近、以前に比べ相関が高くないとみられていたADP雇用報告と雇用統計ですが、先月は相応の相関があったように見えます。
金曜公表予定の4月の雇用統計に対し、悲観的な見方が増えると推定しますが、推移が見守られるところかと思います。