2011年4月26日火曜日

日本の乗用車メーカーの3月の生産実績

4月25日、公表された日本の乗用車メーカーの3月の生産実績は、殆どのメーカーの国内生産が半減しました。

同日、格付け会社のS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)は、トヨタ自動車などの格付け見通しの引下げを発表しました。


4月22日、トヨタ自動車は、全車種で震災前の水準に戻るのは今年11?12月になるとの見通しを明らかにしました。

国内生産は7月頃から稼働率を上げていくとしました。


これは、最近の市場の想定よりやや遅いペースで、思ったより時間がかかるとの印象にて、今後、自動車の生産復旧が見守られるところです。


3月(前年比)

世界生産 国内生産
トヨタ ‐29.9% ‐62.7%
ホンダ ‐19.2% ‐62.9%
日産自 + 9.0% ‐52.4%
富士重 ‐48.6% ‐64.9%
三菱自 ‐10.9% ‐25.7%
マツダ ‐33.8% ‐53.6%
スズキ ‐11.4% ‐60.2%
ダイハツ‐36.1% ‐57.3%