4月29日(現地時間)、公表されたユーロ圏の4月の消費者物価指数(速報値)は前年比プラス2.8%、前月比プラス0.1%となりました。
前月(3月)の消費者物価指数は2.7%と加速し、ECB(欧州中央銀行)のインフレターゲットである2%を少し下回る水準を上回って推移しています。
今回の結果から、市場では、ECBの政策金利引き上げのタイミングが早まるとの見方が出されています。
他方、4月29日(同)、公表されたユーロ圏の4月の景況感指数は前月比マイナス1.1ポイントとユーロ圏の景況感は低下し、また、同日、公表されたユーロ圏の3月の失業率は9.9%と前月比変わらずでした。
今後の推移を見守りたいと思います。