2011年4月21日木曜日

米国の3月の中古住宅販売戸数

4月20日(現地時間)、公表された米国の3月の中古住宅販売戸数(年率換算)は510万戸、前月比プラス3.7%となりました。


3月28日(現地時間)、公表された米国の2月の中古住宅販売保留指数は前月比プラス2.1%でした。これは事前の大方の市場予想がマイナス予想だったところ、予想に反してプラスになったと言えるものでした。


中古住宅販売保留指数は、中古住宅販売の先行指標であり、米国の中古住宅販売が回復に向かう可能性を示唆したようにも見えるものでした。


今回、公表された米国の3月の中古住宅販売戸数は、2月の中古住宅販売保留指数が示唆した通りの結果となったようです。


ただ、3月29日(同)、公表された米国の1月のケース・シラー住宅価格指数(20都市圏)は前月比マイナス0.2%でした。前月比マイナスは7カ月連続で米国の住宅価格の下落は続いているようです。


住宅価格下落が続いていることを背景として、米国では差押物件に関する取引の割合が高く、米国における中古住宅販売は本格的に回復に向かうようには俄かには思えません。


米国の3月の中古住宅販売戸数が前月比プラスになったことは好ましい動きと言えますが、手放しで喜ぶという訳にはいかないような気がします。


今後の推移が見守られるところかと思います。