8月8日、公表された日本の景気ウォッチャー調査によれば、7月の現状判断DIは52.6、前月比プラス3.0ポイントとなりました。
前月比プラスは4か月連続、景気の分かれ目である50を上回ってのはおよそ4年ぶりのことでした。
内訳は、次の通りです。
家計動向関連DI 51.8 +2.0
企業動向関連DI 51.7 +4.4
雇用関連DI 59.5 +8.1
(注)数字は、現状判断DI、前月比
先行き判断DIは48.5、前月比マイナス0.5ポイントとなりました。
内訳は、次の通りです。
家計動向関連DI 46.4 -1.5
企業動向関連DI 49.9 +1.0
雇用関連DI 58.7 +1.7
(注)数字は、先行き判断DI、前月比
今回のこれらの結果をみると、特に現状判断DIが50を超えたことが 相当にいい内容との印象です。
震災からの復興、生産の回復の動きが反映したものと推定します。
足元の為替動向、米国債の格下げは、抑制要因として働くと推定されるところ、引き続き50を上回っていくかどうかが見守られるところかと思います。
今後の推移を見守りたいと思います。