8月5日(現地時間)、格付け会社のスタンダード&プアーズは、米国の国債の格付(長期)をAAAからAAプラスに1ノッチ引下げました。
まず、多くの国、金融機関、年金が米国の国債を保有していますが、保有の基準としてAAAをあげている場合があります。
こうした先は、AAAでない米国の国債から他の国の国債などに乗り換える動きが出てくると予想します。
次に、米国政府による国際的な活動、例えば軍事行動や国際支援などは、今後、従来以上に制約に向かう動きが継続していく可能性が高いと予想します。
この他、為替など、広範な影響が出てくるのではないかと予想します。
今後の推移を見守りたいと思います。