8月23日(現地時間)、公表されたドイツの8月のZEW景気期待指数はマイナス37.6、前月比マイナス22.5ポイントとなりました。
事前の大方の市場予想を上回るマイナス幅だったと言えます。
同日公表されたドイツのPMI(総合)は51.3、前月比マイナス1.2ポイントとなりました。
内訳をみると製造業PMIは52.0、前月比横ばい、サービス部門PMIは50.4、前月比マイナス2.5ポイントでした。
今回公表されたZEW景気期待指数をみると、先行き(6ヵ月先)のドイツ景気は後退することを示唆したと言えますが、PMIは低水準ではあるものの、ZEW景気期待指数ほどに厳しい内容のようには見えません。
どちらを信じる信じないの問題ではなく、先行きは混沌としており、先行きの景気は弱く、大きく落ち込むことを覚悟していたほうがいいといったことを表していると考えられるように思います。
今後の推移を見守りたいと思います。