11月30日、公表された毎月勤労統計(速報)によれば、日本の10月の現金給与総額(事業所規模5人以上、調査産業計)は26万8943円、前年比プラス0.1%となりました。
前月比プラスは5カ月ぶりで、所定外給与が前年比プラス1.8%と伸びたことが要因でした。
これは、震災の回復に伴う生産の増加などが背景にあるものと思われます。
今後の推移をみる上で、円高や外需の不透明感は気になるところですが、震災復興に関する需要を勘案すると、底堅く推移するのではないかと推定します。
今後の推移を見守りたいと思います。