12月26日、報道によれば、インドと日本が新たな通貨スワップ協定をめぐり交渉していることが明らかになりました。
これは、インドの外貨準備を支えるという効果があると言えます。
インドは、経常収支と財政収支の赤字という状況にあり、いかに海外からの投資資金を円滑に流入するような施策をとるかの重要性が高まっていると考えます。
この面で、2011年12月7日、ムカジー財務相は、議会全党会合の場で、11月24日に閣議決定した複数ブランド商品を扱う総合小売業の外資規制緩和を棚上げする意向を発表したことで、状況は混迷しています。
報道されていないだけかもしれませんが、こうしたインドの動きを見据え、外資導入にむけた対応を協議し、具体的な対策を合意していくことも重要ではないかと考えます。
今後の推移を見守りたいと思います。