6月19日、ギリシャのパパンドレウ首相は、国会で、債務危機を回避するためには、一層の財政緊縮策が必要とうったえました。
現在、欧州連合と国際通貨基金によるギリシャに対する第2次支援の規模が検討されています。
ギリシャ国内では、さらなる緊縮財政に反対する世論が多いと言われています。ギリシャの財政がここまで悪化したのは政府の責任が大きいと主張している模様です。
仮にギリシャ世論の多数がさらなる財政緊縮策に反対とすれば、ギリシャの期待通りの第2次支援が行われたとしても、さらなる財政緊縮策を実行していけるのかどうか、不透明なように見えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。