6月3日(現地時間)、公表された米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門雇用者数は前月比プラス5万4千人、民間部門の雇用者数は同プラス8万3千人となりました。
何れも事前の大方の市場予想のプラス幅を下回ったと言えます。
失業率は9.1%、前月より0.1%上昇しました。
今回の結果をみる限り、米国の雇用環境は回復に向かっているものの、雇用者数の前月比プラス幅の水準からすると失業率を継続して改善に向かわせるにおは力不足なように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。