6月23日(現地時間)、公表された米国の先週分(6月18日終了週)の新規失業保険週間申請件数(季節調整済)は42万9千件、前週比プラス9千件となりました。
事前の大方の市場予想はマイナス(=改善)予想だったところ、予想に反してプラス(=悪化)となったと言えます。
トレンドを示す4週間移動平均は42万6250件、前週比変わらずとなりました。
今回の結果をみる限り、米国の先行きの雇用環境は、弱く、少なくとも急速な回復はないように見えます。
米国の金融政策を含め、今後の推移を見守りたいと思います。