11月14日(現地時間)、公表された日本の7~9月期のGDP(実質、2000暦年連鎖価格)成長率は年率6.0%、名目GDP成長率は年率5.6%となりました。
ほぼ事前の市場予想通りの結果だったと言えます。
需要別の寄与度でみると、
実質は国内需要(内需)が1.0%、財貨・サービスの純輸出(輸出-輸入)が0.4%
名目は国内需要(内需)が0.9%、財貨・サービスの純輸出(輸出-輸入)が0.4%
でした。
今後、海外景気の速度が低下していることから 外需の寄与は不透明感を増していますが、業種にもよるものの震災復興の本格化は来期以降と考えられることなどから、大きく下ブレする懸念は言われているほどには大きくないように思えます。
今後の推移を見守りたいと思います。