11月28日(現地時間)、公表された米国の10月の新築住宅販売(戸建て、季節調整済)は年率30万7千戸、前月比プラス1.3%となりました。
10月の在庫比率は6.3カ月でした。
昨年の10月の在庫比率は8.5カ月であったところ、在庫は改善が進んでいるとの印象です。
ただ、地域的には、西部と中西部の販売が改善の兆しを示しているものの、北東部と南部は厳しい状況が続いているように見え、米国全体が本格的な改善に向かうにはまだ時間を要するのではないかと感じます。
今後の推移を見守りたいと思います。