2011年7月26日火曜日

日銀の白川総裁は、都内で講演

7月25日、日銀の白川総裁は、都内で講演しました。主なコメント要旨は次の通りです。


・国内の生産活動は予想以上の速度で回復しており、本年度後半以降、緩やかな回復経路に復するとみている。

・円高は、景気に悪影響が及ぶ可能性があり、注意深くみていく必要がある。

・世界経済は全体としては高い成長力を続けると想定しているが、見通しには様々な不確実性があり、そうしたリスクへの注意は怠れない。

・復興財源捻出のための日銀による国債の買いオペに関し、中央銀行が財政ファイナンスを目的として金融政策を運営していると見なされると、長期金利は上昇し、日本経済に悪影響を与える。

・物価に関し、大事なことはマクロ的な需給バランスの動きや中長期的な予想物価上昇率の動きから判断して、デフレ脱却に至る展望が開けているかどうか。大きな要素の1つは中長期的な予想物価上昇率であり、現時点の市場の大方の見方は、だいたい1%程度。


今後の推移を見守りたいと思います。