2011年1月5日水曜日

米国の11月の製造業受注

1月4日(現地時間)、公表された米国の11月の製造業受注は前月比プラス0.7%となりました。


1月3日に公表されたISM製造業景況感指数が前月比プラスとなったことに続き、その結果が注目されていました。


事前の大方の市場予想は前月比マイナスだったところ、今回の結果は、予想外のプラスで、ポジティブサプライズと言えます。


航空機除く非国防資本財受注は同プラス2.6%となりました。


市場では、米国経済の回復が勢いを増しているとの見方が強まり、国債利回りが押し上げられていく可能性があると推定します。


今後の推移が見守られるところかと思います。



2011年1月4日火曜日

米国の12月のISM製造業景況指数

1月3日(現地時間)、公表された米国の12月のISM製造業景況指数は57.0、前月比プラス0.4ポイントとなりました。


ISM製造業景況指数は、2010年4月以降の下降トレンドから脱け出しつつあります。


構成要素の内、今回のプラスに大きく貢献したのは、新規受注の前月比プラス4.3ポイント、生産の同プラス5.7ポイントでした。


今回の結果は、先行きの米国の製造業の加速を示唆したという点で好ましいと言えますが、他方、米国の金融政策、国債買い入れによる量的緩和、の行方は不透明さを増したと言え、悩ましい結果と言えます。


今後の推移を見守りたいと思います。



エストニアがユーロ通貨圏に加入

1月1日(現地時間)、バルト3国の一つエストニアがユーロ通貨圏になりました。ギリシャ、アイルランドなどの財政危機でユーロ通貨圏が揺れている中での新規加入となりました。


エストニアは、旧ソ連から1991年に独立した国で、旧ソ連の中でユーロ通貨圏に加入する初めての国となります。


エストニアの貿易は、1991年の独立以降、対ロシアの割合を順次減らし、1995年のEUとの自由貿易協定発効後はEUの占める割合が過半を占め、2008年には、輸出入の3分の2以上をEU諸国が占めるに至りました。

現在の最大の貿易相手国は、輸出でフィンランド、スウェーデン、ラトビア、輸入でフィンランド、ドイツ、リトアニアとなっています。


経済的にはエストニアはEUに大きく依存していると言えます。


バルト3国の他の2国、ラトビアとエストニアも2014年にユーロ通貨圏への加入を目指しています。


ソ連崩壊の端緒となったバルト3国のユーロ通貨圏への加入は、感慨を覚えます。


今後の推移を見守りたいと思います。



2011年1月3日月曜日

日本の11月の現金給与総額

12月28日、公表された日本の11月の現金給与総額(事業所規模5人以上、1人平均)は27万7585円、前年比マイナス0.2%となりました。


前年比マイナスは9カ月ぶりでした。


所定外給与は前年比プラス6.0%、所定内給与は前年比変わらずでしたが、特別に支払われた給与が前年比マイナス11.2%となったのが要因でした。


12月15日に日本経団連が集計した大手企業の冬のボーナスが3年ぶりに前年を上回ったと公表されていたので、少しおやっと思いました。


企業規模や業種によってばらつきがあるようです。


今後の推移を見守りたいと思います。



12月の東京都区部の消費者物価指数

12月28日、公表された12月の東京都区部の消費者物価指数(食料及びエネルギーを除く総合指数、中旬速報値)は98.0、前月比マイナス0.1%、前年比マイナス0.5%となりました。


平成22年平均は前年比マイナス1.1%でした。


平成14年以来、前年比マイナス幅は1.0%が最大でしたが、平成22年平均はこれを超えるマイナス幅になりました。

ただ、月次でみると、前年比マイナス幅は縮小傾向にあります。


今年、デフレ圧力が緩和に向かっていくことを期待しつつ、今後の推移を見守りたいと思います。



2011年1月2日日曜日

週明け後の主な予定

週明け後の主な予定は次の通りです。


3日(月曜)
海外:米 建設支出 11月
   米 ISM製造業景況指数 12月
   EU ユーロ圏PMI製造業景況指数 12月 改定値


4日(火曜)
国内:都道府県別預金・現金・貸出金 11月
海外:米 製造業受注 11月
   米 FOMC議事録 12月14日分
   米 国内自動車販売 12月
   EU ユーロ圏消費者物価指数 12月 速報値


5日(水曜)
国内:マネタリーベース 12月
   デジタルカメラ出荷実績 11月
   新車販売台数 12月
   軽自動車販売台数 12月
海外:米 MBA住宅ローン申請指数 先週分
   米 ADP雇用統計 12月
   米 ISM非製造業景況指数 12月
   EU ユーロ圏PMIサービス業、総合景気指数 12月 改定値
   EU ユーロ圏鉱工業新規受注 10月
   EU ユーロ圏生産者物価指数 11月


6日(木曜)
国内:オフィス空室状況 12月
   石油統計 10月
海外:米 新規失業保険申請件数 先週分
   EU ユーロ圏景況感指数 12月
   EU ユーロ圏小売売上高 11月


7日(金曜)
海外:米 雇用統計 12月
   米 消費者信用残高 11月
   米 バーナンキFRB議長 議会証言
   EU ユーロ圏域内総生産 7-9月期 確定値
   EU ユーロ圏失業率 11月


月曜公表予定の米国のISM製造業景況指数、金曜公表予定の米国の雇用統計などを確認していきたいと思います。



2011年1月1日土曜日

2011年、十干は「辛(かのと)」、十二支は「卯(うさぎ)」、「辛卯」の年

2011年、十干は「辛(かのと)」、十二支は「卯(うさぎ)」、「辛卯」の年にあたります。


過去を少し遡って、「辛卯」の年の出来事を見ると、新たな動きの端緒となり、また、少し辛い出来事が起きたという傾向もあるように見えます。


前向きな気持ちをもちつつ物事にあたり、また、事において慌てないような心構えが必要な年になるのかも知れません。


1951年
サンフランシスコ講和条約調印 。連合国との間の戦争状態を終結。
日本発送電(株)から9電力会社への事業再編、電気事業連合会設立。
第1回NHK紅白歌合戦。おおとりは藤山一郎氏の「長崎の鐘」。

1891年
大津事件。来日中のロシア帝国皇太子が、大津で巡査に斬りつけられた。ロシアの北方列島政策への反発などが背景との見方も。

日本鉄道の盛岡~青森間の工事が完成し、現在の東北本線が日本最長の営業キロをもつ鉄道路線として全線開通。
濃尾地震。美濃・尾張地方で発生した日本史上最大規模の直下型地震(推定M8.0~8.4)。

1831年
ダーウィンがビーグル号に乗船、出航。この航海が進化論の端緒となった。
エジプト・トルコ(オスマン帝国)戦争勃発。ロシアに対抗し欧州列強諸国が介入した国際紛争。

1771年
八重山地震。八重山列島で発生した大地震で大津波により甚大な被害。


年末、大先輩にあたる方から、干支についてご教示頂きました。
干支ではいくつも要諦があることを教えていただきました。
特に印象に残ったのは「字義」が大切だということでした。


「辛」は、鋭い刃物の形を示し、「つらい」、「ひどい」といった一見ネガティブ(※)な意味の他、「辛」という文字は、「新」(切ったばかりの生木)という文字に通ずるというポジティブな意味を持つと知りました。
※「辛」と「幸」はごく少しの違いで、辛いからといって暗くなってはいけないと教えて頂きました。この意味で、辛いは一見ネガティブと記しました。


そして、「卯」は、門の扉を左右に開いた形を表すそうです。


2011年はどんな1年になるのでしょうか、楽しみです。