報道によれば、12月29日(現地時間)、ソマリア暫定政府のアブドラヒ・ユスフ大統領が、辞任を表明したとのことです。
ソマリア民主共和国は、1991年に内戦が勃発し、現在も各地で武装勢力間の抗争が続いています。
2005年、暫定連邦政府が樹立したものの、全土を実効的に支配する統一政府は存在していません。
アズドゥラヒ・ユスフ氏は暫定連邦議会より選出され、暫定大統領として内政にあたる一方、国際的な対話の窓口を務めていました。
最近、ユスフ大統領は、イスラム武装勢力穏健派との対話に反対するなどの動きにありましたが、これに対し、内外から和平に消極的との批判が強まっていました。
また、今月に入り、首相解任に監視、議会と対立していました。
今回のユスフ大統領の辞任に関しては、大きく、
①和平に消極的だったユスフ大統領の辞任により、和平が進展するとの見方
②国際的な対話の窓口である大統領不在は、混乱を強めていくとの見方
の見方があるようです。
国際的に注目される同地域の今後の推移が見守られるところかと思います。